2021年7月30日
株式会社なかいまち薬局 代表取締役 漆畑俊哉
参加者:19名
略歴
2011年3月 東京薬科大学大学院 薬学研究科 修了(博士(薬学))
2011年4月 有限会社健やか薬局 入社 管理薬剤師3店舗、本部業務経験
2014年4月 株式会社なかいまち薬局 代表取締役 就任
在宅現場では、まだ十分に果たすべき機能が発揮できていないので、
地域包括ケアの中で求められている薬剤師を目指して欲しい。
作業を重視するのではなく、使命を大事にして欲しい。
→個人宅10-20人だと人時と収支でバランスとるのが難しい
非薬剤師の活用がカギになると思う
※イオックス薬局 井奥氏→宅配バイクを活用することで効率的になった
医療機関、地域包括支援センターのケアマネにアプローチをする
介護施設と個人宅を対象とする場合にアプローチは異なる
※りおん薬局 平井氏→がん末期、難病に特化していることをアピールすることで、ターミナルの重病者を担当し、しっかりと対応することで、軽症者も担当させてもらう
外来、地域体制加算も取れるようにして在宅を対応する
例)外来1400、在宅30人で技術料350万
開局する地域による部分もある。
基本的は、外来処方せんがある程度見込める状態で在宅を行うことにしたほうがいい
毎週訪問することで収支を安定させる
30-40人を週4回で経営が改善する
調剤事務と薬剤師でチームを組ませることで、薬剤師の負担を軽減する
→6年制の薬剤師はバイタルサインについても勉強してくるので理想が高く、幻想を抱きがち
配薬がない時は血圧を計るなどバイタルサインチェックする
→契約の時にバイタルサインのみで算定することを説明する必要あり
調剤事務は、未経験でも半年で独り立ちできるようにOJTをベースに育成している
→今後の診療報酬、調剤報酬の動向を注視