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【第3回】薬剤師のこれからを語ろう〜地域に必要とされる薬剤師とは〜

2021年7月30日

株式会社なかいまち薬局 代表取締役 漆畑俊哉

参加者:19名

【第3回】薬剤師のこれからを語ろう〜地域に必要とされる薬剤師とは〜

漆畑 俊哉氏

略歴
2011年3月 東京薬科大学大学院 薬学研究科 修了(博士(薬学))
2011年4月 有限会社健やか薬局 入社 管理薬剤師3店舗、本部業務経験
2014年4月 株式会社なかいまち薬局 代表取締役 就任

第1部:経営者へのインタビュー

1、起業するまでに絶対に読んでおいた方が良い本を3冊

  • ・シンプルプレゼン ガーレイノルズ
  • ・WHYから始めよ! サイモン・シネック
  • ・ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂

2、起業するときの失敗談とそこから学んだこと

  • ・会計、経理と財務を混同していたため何を任せればいいかわからなかった
    →会計、経理は社内外で委託し、自分は財務を中心にした
  • ・ホームページの重要性を理解していなかった
    →SEの起用により社内の意識が高まり、外部からのアクセスも良好になった

3、これからの薬局業界はどこに向かうと思いますか

  • ・元気な老人が、ITを駆使して利用する健康ステーション
    健康寿命が延伸(寿命自体は横ばいか縮むかも?)すると予想
    住み慣れた地域で最期までについては、逆に全てを在宅医療にできないので、在宅医療は限界があり、いずれかのタイミングで衰退すると思っている

4、ビジネスパートナーを選ぶときの決め手は何ですか

  • ・自分と土壌が違う人
  • ・大きな目標が合致した人

5、コミュニケーションをとるときに気を付けているポイントはありますか

  • ・相手の状況察知能力
    相手の求めている情報を察知して提供する
    性格、クセなどを見抜く
    2、3手先を読んだ行動

6、緊張したときの解消法はありますか

  • ・肩のストレッチ

7、イライラしたときの解消法はありますか

  • ・カラオケ
    かりゆし58 オワリはじまり
    GOING STEADY 銀河鉄道の夜
    ケツメイシ ライフイズビューティフル

8、今後の変化に向けて、気を付けるべき薬局は

  • ・マンツーマンでこれまで成功してきた薬局
  • ・薬を渡すまでを極めてきた薬局

9、転職活動を行っている人に向けて、アドバイスを

  • ・明確な目標設定を持つこと
  • ・会社と大枠でのゴールが一致しているか、将来のビジョンは共有できるか

10、訪問、在宅医療における薬剤師のこれからはどうなっていくと思うか

在宅現場では、まだ十分に果たすべき機能が発揮できていないので、
地域包括ケアの中で求められている薬剤師を目指して欲しい。
作業を重視するのではなく、使命を大事にして欲しい。

第2部

1、在宅医療を導入するにあたりどのくらいに人数を応需していくべきか

→個人宅10-20人だと人時と収支でバランスとるのが難しい
非薬剤師の活用がカギになると思う

※イオックス薬局 井奥氏→宅配バイクを活用することで効率的になった

2、在宅医療の営業方法

医療機関、地域包括支援センターのケアマネにアプローチをする
介護施設と個人宅を対象とする場合にアプローチは異なる

※りおん薬局 平井氏→がん末期、難病に特化していることをアピールすることで、ターミナルの重病者を担当し、しっかりと対応することで、軽症者も担当させてもらう

外来、地域体制加算も取れるようにして在宅を対応する
例)外来1400、在宅30人で技術料350万

3、在宅医療のみの薬局を開局することについてはどうか

開局する地域による部分もある。
基本的は、外来処方せんがある程度見込める状態で在宅を行うことにしたほうがいい
毎週訪問することで収支を安定させる
30-40人を週4回で経営が改善する

4、離職防止の取り組み

調剤事務と薬剤師でチームを組ませることで、薬剤師の負担を軽減する
→6年制の薬剤師はバイタルサインについても勉強してくるので理想が高く、幻想を抱きがち
配薬がない時は血圧を計るなどバイタルサインチェックする
→契約の時にバイタルサインのみで算定することを説明する必要あり

5、人材の育成方法について

調剤事務は、未経験でも半年で独り立ちできるようにOJTをベースに育成している

6、オンライン服薬指導からの宅配について

→今後の診療報酬、調剤報酬の動向を注視

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